チャイムが鳴ったら帰りましょう。

思いつくままに飽きるまで書きます。

ダイドーの自販機について

 

お久しぶりです。

最近は社会に対して特に何の感想も抱かずに生きていたので何も書かずにいましたが、ちょっと許せないことがあったので書かせていただきます。

 

皆さんはダイドーの自販機を利用したことがありますでしょうか。

きっと誰でも人生で一度は利用したことがあると思います。

おそらくこの世でダイドーの自販機を利用したことがないのは叶姉妹デヴィ夫人くらいのもんでしょう。

缶コーヒーにジュース、お茶。

何でも揃う奇跡の機械です。

ちなみに自動販売機の生産台数は三重県がナンバーワンなのでこの点において三重県は奇跡の創造主と言えるでしょう。

ゴッドオブ清涼飲料水。

 

さて、そんなダイドーの自販機なのですが、目玉商品にあげられるのが皆さんもよくご存知のクリスタルレモンスカッシュです。

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これ抜きに少年時代を語ることのできる男子はいないと思います。

最近はミスティオという名でグレープ味を加えて販売してますね。

基本的に同時に売られてるさらっとしぼったオレンジもよく飲んでる人を見かけましたが、少ないお小遣いの中、120円でこの量のジュースを飲めるのはかなりデカい。

重宝される飲み物だと思います。

 

さて、僕は普段炭酸飲料を飲まないのですが、ふとした時に妙に炭酸が欲しくなることがあります。

そんな時に自宅の近所の自販機にこれをよく買いに行くんですね。

当たらない4桁のスロットみたいなものにちょっと期待しながら水滴の付いた長い缶を取り出してフタを開け、一口飲むまでの一連の流れが最高ですよね。

今日もそれを求めて寒空の下、家を出ました。

いつもの自販機に到着し、ポケットから100円玉と50円玉を一枚ずつ取り出すと、残念ながらレモン炭酸が売ってなかったのでグレープの方の炭酸のボタンを押して取り出しました。

すると、

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いやいや、ちょっと待て。

 

冗談だろ。

 

ペットボトル?

 

これは酷い。

許せない。

温厚な僕でもこの時ばかりは怒りに任せてキャップを開けました。

なんでペットボトルなんだ。

信じられない。

ダイドーといえば長い缶であり得ない量の炭酸飲料を途中で保存することを許さず、一気に飲みきることを条件に低価格で子どもたちの夢の飲み物を提供してきたはず。

それなのに、ペットボトル??

言語道断である。

そもそも一連の流れに書いた缶のフタを開ける快感がここには存在しないし、缶のデザインに合わせて存在する若干の凹凸や缶の周りの水滴もない。

まして、これでは途中保存できてしまう。

胃がたぷんたぷんになって運動どころか歩くことすら苦しくなるあの感覚がもう味わえない。

ダイドードリンコ唯一の短所にして長所を自ら放り投げてしまうとは、まるで訳のわからん限定味ばかりを出し続けるガリガリ君が急にメロンソーダ味!みたいな超王道の美味い確定限定商品で勝負してくるようなものである。

 

あまりの同様に語尾が乱れました。

謹んでお詫び申し上げます。

申し訳ない。

しかしですね、あの不便な風情を失ったミスティオグレープ味はもはやファンタやチェリオとなんら変わらない商品になってしまったような気がする訳です。

「便利になればいいじゃないか!」とか言うボケナスは何でもかんでも機械化すればいいと思ってるような脳筋で英語帝国主義に真っ先にのまれて母国の言語を失うアイデンティティ喪失野郎なので死んでどうぞ。

 

大げさに聞こえるかもしれないですが、この事態を半沢直樹に伝えればすぐさま倍返し案件です。

いいですか、ダイドードリンコの関係者の方々、あるいはそこに就職予定の新社会人ども、あのペットボトル化を僕は決して許さない。

どれだけ批判されようとも缶に戻して消費者の胃を苦しめて下さい。

少し熱くなりすぎたので、僕はお風呂に入って冷静になってきます。

飲みかけのグレープ炭酸のペットボトルにフタをして冷蔵庫に入れるのを忘れずに。

あー、便利便利。