チャイムが鳴ったら帰りましょう。

思いつくままに飽きるまで書きます。

ポケモンについて

ポケットモンスター、略してポケモン

人々は2Dの世界の中で、誰しも彼らと共に生活し、戦い、冒険し、成長してきました。

それぞれが違ったパートナーを持ち、愛情を持って育ててきたはずです。

 

そんな僕らが憧れる生活こそ、マサラタウンのサトシです。

別に彼になりたいわけではありません。

が、彼のようにポケモンと共に旅に出たいと思ったことはあるはずです。

僕にもあります。

ゲームの世界での相棒と生活出来たらどんなに幸せか。

それは人類の夢であると言っていいと思います。

 

というわけで、今回は旅に出るという前提で、僕の相棒たちを吟味していこうと思います。

ただ強ければいいというわけではありません。

サトシの冒険を参考にしながら、ある程度バランスをとってパーティーを組んでいきます。

皆さんも、どうせこんなしょうもないブログに時間を割く程度には暇なんでしょうから、考えてみて下さい。

 

今回、旅の手持ちは6体とします。

カスミのようにタイプ固定してもいいのですが、僕はサトシのようにタイプのバランスも混みで考えます。

ルールは以下の通りです。

 

・同じタイプは編成不可

・火、水、草は必ず入れる

モンスターボール無しで旅できるサイズの相棒枠を1体入れる(サトシで言うところのピカチュウ

・伝説のポケモンは編成不可

・ひでんわざ等は考慮しない。

・強さは二の次

・同じ形に偏り過ぎない(四足歩行ばかりになったりしない)

 

では、いきます。

 

 

まずは相棒枠。

サトシでいうところのピカチュウです。

これが最も重要だったりします。

可愛さと手軽さが合わさったポケモンでないといけません。

 

僕はここに、ムウマを選びます。

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・あやしいひかり

・おどろかす

・サイケこうせん

シャドーボール

ですね。

必殺技的なポジションになるのがシャドーボールです。

ロケット団にも負けません。

 

 

続いて、戦闘要員です。

まず、サトシで言うところのリザードン的な最強の相棒を決めます。

これはもうゲームでもずっと彼女に任せてきました。

 

紹介します。

僕のラプラスです。

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なみのり

ハイドロポンプ

・うたう

れいとうビーム

ワタルとのカイリュー戦、かみなりに耐えて、れいとうビームで倒します。

なみのりしながら釣ったコイキングの刺身は美味しかったですね。

ラプラスの美しい歌声に合わせてムウマがほろびのうたを歌おうとするので、ムウマのほろびのうたは忘れさせました。

鳴門海峡を渡る時に仲間になったポケモンです。

思い出でいっぱいです。

 

 

続いていきます。ほのおタイプからのチョイスです。

ガーディ

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・かみつく

・とっしん

こうそくいどう

かえんほうしゃ

旅の序盤に譲り受けました。

最初はなつかず、手を噛まれたり服を燃やされたりしますが、旅の中で距離を詰めます。

こうそくいどうからのとっしんでシバのカイリキーと相打ちになりますが、最後に立ち上がって勝利します。

 

 

ポケモン枠です。

ノクタス

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・やどりぎのたね

・ニードルアーム

・だましうち

・ミサイルばり

鳥取砂丘で仲間にしたサボネアが進化しました。

あんまり思い出はないです。

からかうと針を飛ばしてくるのでタチが悪いです。

 

 

これで火、水、草はクリア。

あとは自由戦闘員をタイプ被り無しで2体加えます。

 

ピジョット

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そらをとぶ

・つばさでうつ

でんこうせっか

・たつまき

旅に出て最初に捕まえたポケモンであるポッポの最終進化形です。

鳥なのにたいあたりしか出来なかったあの頃が懐かしいです。

四天王戦ではあんまり役に立ちませんでしたね。

まぁ、小手調べ要員ということで。

 

 

最後の一体です。

パッチール

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・さいみんじゅつ

・ピヨピヨパンチ

・フラフラダンス

すてみタックル

めちゃくちゃ迷いましたが、愛しているので旅の仲間に加えます。

愛すべきポンコツパッチールです。

努力値やら個体値やらをゲームの上で気にしたことはほとんどありませんが、唯一彼だけは考慮しました。

何故なら、そこまでしないと戦力になり得ないからです。

というか、そこまでしても戦力にはなり得ないのですが。

しかし、全ポケモンの中で唯一全て個体の模様が違うというポケモン

雑魚中の雑魚のくせに手の込んだ設定に惹かれました。

せいぜいさいみんじゅつ→ピヨピヨパンチくらいしかできません。

いいんです。

それでも。

好きなんです、パッチール

まさかこんな奴がワタルのカイリュー三匹のうちの一匹を仕留めてしまうなんてね。

 

 

というわけで、僕の相棒たちでした。

彼らに落ち着く前にも、捕まえただけでろくに使わなかったキャタピーや、サファリゾーンで捕まえるだけ捕まえたドードー、岩山を進むためだけに仲間にしたケーシィなどがいましたが、彼らは今もだれかのパソコンの中で眠っています。

きっと、これからも。

 

 

ポケットモンスター

略してポケモン

僕らは彼らと苦楽を共にしてきました。

余談ですが、僕は必ず自分のポケモンに思いついたニックネームをつけます。

その方が愛着が湧きます。

本当に思いつきでつけます。

二度と同じ名前は付きません。

ニックネームつけない奴はポケモン楽しんでないですね。

愛してやってください。

犬を犬と呼びますか。

呼びません。

それと同じです。

名前をつけてやってください。

 

というわけで、最後に僕の手持ち6体にネーミングセンス溢れるキュートなニックネームをつけて終わろうと思います。

 

ムウマ...バンダイ

ラプラス...水菜

ガーディ...バーミヤン

ノクタス...モンゴル

ピジョット...プリウス

パッチール...ユニセフ

 

僕はコイツらでてっぺんとったる。

転居先の近くに新しいコーヒーチェーンが出来た。

港屋珈琲という、三重県を中心に3県に渡って展開している店だった。

転居先の近くには夜に営業している喫茶店コメダ珈琲しかなく、コメダの不味い珈琲には金を払う気がしないので、とても有り難かった。

また、港屋珈琲には壁に向かって作られたカウンター席のような席があった。

これも入りやすくて有り難かった。

 

港屋珈琲には、品の良さそうでいけ好かない細身の男と、とびきり美人とまでは言えないが、上品で愛想の良い女の店員がいた。

席に座ると、「本日は御来店ありがとう御座います。」と言って僕に一礼した。

店を出る時は、金を払ったあとにドアを開け、「お気をつけてお帰りくださいませ。」と言って、また一礼した。

別に過剰なサービスは求めていないが、店員の振る舞いがとても自然で、悪い気はしなかった。

 

港屋珈琲では、ホットコーヒーをオーダーして、1時間程度本を読んだ。

茶店では本を読むのが良い。

家で読むよりも、喫茶店で読むのがいい。

理由は、いくらかある。

 

まず一つに、金を払うということ。

420円はコーヒー一杯の為に払っているのではない。

空間と時間に金を払っている。

420円で手に入れた時間だからこそ、価値がある。

 

二つ目に、不要なものがないこと。

机とコーヒーしかないのだから、相手がいなければ携帯をいじるか本を読むくらいしかない。

携帯をいじるのなら別に家でも良いので、わざわざ喫茶店ではしない。

 

本も同じだろうと思うかもしれないが、本は違う。

読書をするのにないものが店にはあり、家にはない。

それが三つ目。

音楽と声。

大体の喫茶店にはジャズっぽい音楽が流れている。

これが良い。

流行りのJ-POPなんて必要ない。

イヤホンからでなく、店内に流れているのがいい。

ジャズは流れている場所の空気を作る。

 

それから声。

これはやかましい客の声ではない。

時々、居酒屋と勘違いした中年よりやや年配の男性グループがつまらない話をデカい声でしているが、これは読書には相応しくない。

僕が言っているのは店員の声である。

出来ればこなれた女性店員の声が良い。

別の客のオーダーをとる少し高い声が、店内に流れるジャズと共に喫茶店の空気を作る。

 

こうした理由から、僕は喫茶店で本を読むのが好きだった。

個人経営のお洒落なカフェは夕方に閉店してしまうことが多く、また、一人で長居するには狭い。

だから読書には少し広めのチェーン店が良い。

勿論コメダ珈琲以外の。

 

だから僕は港屋珈琲で本を読んだ。

中村文則の『銃』を途中まで読んだ。

何故この本を僕はこれまで読んでこなかったのだろうと思った。

傑作だった。

 

テントを買ったらキャンプをしたくなるのは何故だ。

 

乳化性クリームを新調したら靴を磨きたくなるのは何故だ。

 

筆記具を買ったら何か書きたくなるのは何故だ。

 

鍋を買ったら料理したくなるのは何故だ。

 

銃を拾ったら撃ちたくなるのは何故だ。

 

 

西川という人間を通して、なんて生半可なものじゃない。

感情移入とか、共感とか、そんなもんじゃない。

その日、銃を拾ったのは僕だった。

僕の鞄の中にはキュプラの黒いハンカチで磨かれた銃が入っていた。

ジャケットの内ポケットには確かな重みがあった。

誰かに見つかるのではないかという不安と不思議な高揚感が左胸で脈打った。

 

銃を持つ。

それだけで満足だった。

そのはずが、いつしか持ち出さずにはいられなくなった。

見つからないように慎重に持ち出した。

鞄からは決して出さなかった。

なのに気がつけば銃を入れた革の袋に触っていた。

袋はいつの間にか机の上に置かれていた。

ジャケットの内側に入れられていた。

中に入っていたはずの銃は取り出され、僕の右手に握られていた。

決して引くまいと思っていたはずの引き金は、いとも簡単に引かれてしまった。

 

たった1時間。

この本を読む間のたった1時間。

1日の中の1/24の時間で、僕は銃を手にしていた。

これまで読んだ本とは圧倒的に違うリアリティ。

文庫本という形を通して自分の手に伝わる金属の重み。

人を殺める為だけに作られた美しい形。

その日、銃を拾ったのは僕だった。

何を言ってるのか意味が分からないと思う。

この本を読むと少し分かる。

その気になったのなら、文庫本を買って港屋珈琲に行くと良い。

僕の鞄の中にはまだ『銃』が入っている。

CMについて

CMの効果というのは凄まじい。

犬を父としてキャストするという前代未聞の一家を描いたソフトバンクのCMは僕ら世代にとっては衝撃的で一躍ソフトバンクブームとなりました。

事実、あのCMでソフトバンクは契約者を大量に獲得したのだそうです。

ダンテ・カーヴァーの「予想外デス」というあの一言は当時幼かった僕らの流行語に間違いありませんでした。

 

ソフトバンクのCMがバカ売れしたのは、それが鮮烈だったからです。

その後ドコモが似たような家族モノのCMをやってましたが、あんなのは単なる模倣で新しさがない。

 

しかしまぁブームが起こるということは後に去っていくということの証でもあります。

勢いを失ったソフトバンクを飲み込んだのはauの三太郎シリーズでした。

流行りの若手俳優を惜しむことなく起用したあのCMはまさにCM業界の革命でした。

なるほど新しく、面白い。

 

しかし僕は別にそんなソフトバンクauのCMを賞賛したいがためにこの記事を書き始めたわけではありません。

最近のCMといえばウケ狙いなだけで何のCMかも分からない本末転倒なものや、流行りの芸能人を使って成功した気になっているもの、人気アーティストの曲だけが強みの情けない脚本、もうどうしようもありません。

 

化粧品や車のCMなんて全部似たようなもので他との差別化が一切なされていません。

昔に久本雅美を起用した化粧品のCMが有りましたが、あれは良く出来てました。

美人使っても元々美人なんですから。

うまく差別化出来てます。

auのCMはそういう意味で差別化には成功しているし、エンターテイメントとしては面白いけれど、ではあのCMで伝えたかったキャンペーンや料金形態が分かっている視聴者は皆無に等しいでしょう。

 

何が言いたいかというと、とにかく全部センスがない。

無駄ばかり増やして肝心の中身が二の次になっていては全く無駄な数秒間になるだけです。

 

まぁこうして文句をつらつら書いているわけなんですけれども、じゃあ文句書くためにこんなつまらない記事を書き始めたのかと言われれば、それもそうではありません。

 

僕が言いたいのは、こんなしょうもないCM業界に一切の無駄が無い洗練されたCMが現れたぞということです。

さて、何だか分かりますか読者の皆さん。

そしてCM業界の皆さん。

どうせ分かってないと思うので答えを教えてあげます。

メモを取って聞けよ業界人ども。

 

ファミマのお母さん食堂です。

分かるでしょ?

「ファミマのお母さん食堂すげえ美味い」

って香取慎吾のCMです。

あれは良く出来たCMですよ。

流れるたびにそのセンスに感服します。

あれの脚本を書いた人に何かしらの偉大な賞を僕から贈りたい。

キョトンとしている貴方には何が凄いか分かってないと思うので分かりやすく説明していきます。

いいですか、目の前を流れる情報の山をただ眺めているだけの人間に進歩なんてありません。

あらゆる事に気付いて学んだ人が面白い人間になるんですよ。

垂れ流しの日々を生きるなよ。

 

まずはキャストです。

あのCMが伝えたいことは、とにかくファミマの惣菜が美味いということです。

そしてその惣菜に「お母さん食堂」と名付けたということは、レストランやファストフード的な美味しさでなく、手作り感(それも実家の母の)が感じられる美味しさであるということです。

その上で香取慎吾というキャストはまさにこの上ない選択。

だって香取慎吾ってお母さんをめちゃくちゃ大事にしそうでしょ。

別に僕はSMAP好きじゃないですが、その僕が言うのでこれは間違いないです。

 

流行りの芸能人で言えば神木隆之介とかもめちゃくちゃお母さん大事にしそうですが、SMAPに比べれば国民性に欠け、尚且つ俳優という仕事が人物を作る仕事であるところからも、それが100%素には見えないという欠点があります。

しかし香取はそうした部分を全てクリアした上で年齢的にも母はもう相応の歳であり、若い神木よりも「実家の母の味」がより一層特別味を増してくるわけです。

また、香取の少年時代は今ほど惣菜が普及していなかっただろうし、その点においてもどこか温かみが感じられますよね。

 

そして次に構成です。

あのCMは実家に久し振りに帰った香取が母の料理を食べて「やっぱり母の料理は美味しいなぁ」とノスタルジーに浸った後で、ファミマの既製品であったことがあろうことが、ファミマで母と遭遇するとことで発覚するという流れです。

 

まずは「久し振りに帰った」というところでも多忙で自身もそこそこの年齢になった香取がキャスティングされていればしっくりきます。

そして母の料理が振舞われるシーン。

数多くのお皿の上に違う料理が綺麗かつ手作り感を感じられるように盛り付けられて出てきます。

これで惣菜のバリエーションの豊富さがわざわざ言葉にしなくても視聴者に視覚的にアピール出来ているわけです。

 

それを香取が美味しそうに食べていくわけです。

これがまた見事で、ロケで食べ歩いているのとは違った雰囲気で美味しそうに食べるのです。

そう、実家という舞台と母の手料理という最大限にリラックスできる環境が美味しさを引き立たせるわけですね。

 

しかもそれを疑うことなく「母の味」として食べていくのです。

「やっぱり母さんの料理は最高だ」と言って。

香取が母の味を忘れるとは到底思えません。

そんな香取が母の味と信じ込んでしまうほどに惣菜が手作り感のある商品だとアピール出来てますね。

 

そして極め付けは最後。

ファミマで母と遭遇してしまうシーン。

クライマックスにちゃんと“落ち”が用意されているわけですよ。

そして最後に聞き慣れたリズムにのせて「ファミマのお母さん食堂すげえ美味い」と歌い上げる。

音は人の耳に残るのでこれも非常に有効ですよね。

 

どうですか。

一切の無駄がないこのCM。

芸術的とまで言えるでしょう。

他にこんなCMはありません。

 

別に僕はこのファミマのCMが好きだと言うわけではありませんが、この出来の良さには賛辞を送りたい。

 

こういうCM作りが出来れば、もっと邦画のセンスも上がるだろうし、無駄に漫画を実写化して大失敗するようなこともなくなるでしょう。

 

日本人は丁寧が故に全てを説明してしまいます。

だからよくない。

漫画や小説のような読み物では有効ですが、そうでなく視覚的に伝える物においては視覚情報を使わなければならないのです。

ファミマのお母さん食堂は一切無駄な説明をしていないのに伝わるじゃないですか。

アレは伝えたい情報を全て目に訴えかけたからです。

耳に入った情報なんて何にも残りやしないんですよ。

 

金曜ロードショーでやってたDESTINY〜かまくら物語〜って邦画あるじゃないですか。

アレとか邦画としてあるべき完成形に限りなく近いですよね。

だってあの有り得ない世界観の設定なんて一切詳しく説明せずに「ここはかまくらだぜ?」の一言で済ませちゃうんです。

しかもそれでなんとなく納得して観てしまい、違和感を抱かせないのだから素晴らしい。

漫画や小説と実写版の違いはそういうところです。

漫画や小説のような読み物は言葉を認識して進んでいくのですから、あれは目で読んでも耳で情報を得ているんですよ。

映画は違う。

とにかく視覚が勝負なんです。

複雑な設定を時間かけて耳に説明していく漫画や小説とは相見えないものなんですよ。

 

これをしっかり理解した上でCM作りに取り組んでいただきたいですね。

いいですか業界人。

これだけヒントあげたんだから良い物作れよ。

普通金取るところ無料なんだからな。

 

それでは皆さんにも日常に存在する情報を見逃さないように生きることをオススメします。

きっとそれだけで面白い人間になるし類は友を呼ぶでしょう。

 

関係ない話もだいぶしましたが、とにかくそういうことです。

ファミマなめんなよ。

ちなみに僕はローソンの方が好きです。

それでは。

略語について

若者言葉の代表格、略語。

これまでも様々な日本語を崩して新たな単語を作り上げてきました。

理解・分解・再構築。

略語は自然発生型の錬金術であるとも言えそうです。

 

基本的に僕は言葉の使い方を意識しながら生きていて、例えばブログでのこうした言葉やSNSでのつぶやきなどはアカウント名を隠しても僕だと分かるような文章を心掛けています。

言語を学んだ身として、また、本を愛する者として、言葉というものは素晴らしいと思っているので。

 

僕のような人たちに略語は否定的に受け取られがちです。

「ちゃんと日本語を話せ」とかよく聞きますよね。

しかし僕はどちらかといえば略語肯定派で、特に固有名詞は略称の方が愛着を得やすいと思っています。

だって、友だちのニックネームって略称が基本になるじゃないですか。

山口さんがぐっさんになったり、タケルくんがタケになったり。

それって嫌な感じしないでしょ。

それと同じだと思ってます。

 

ただし、それは自然発生型に限ります。
例えば東京大学が東大になるのは実に理にかなっていて自然です。
クリスティアーノ・ロナウドクリロナになるもの理解に易い。
これらは長い固有名詞が一部を聞いただけで理解されるように自然とメディアや俗世の中で改変されたものであって、その単語の本質やメインとなる部分の理解、そして単語の分解、さらには易化された状態への再構築をされているわけです。
東〇大〇ならおおよそ推測できますが、〇京〇学となるとさっきよりもイメージ湧かないでしょ。
「え~そっちの方がわかる~」などというホラ吹きゴミ野郎はごみ処理場へどうぞ。

 

さて、ここまで書いて何が言いたいかというと、どうしても納得がいかないというか、気に入らない略語があるということです。

自然発生型でなく、音として口に出しづらく、また聞きづらく、その略語から本来の単語のイメージも湧きづらく、本来の単語の価値を暴落させているまさに害としか言えない略語です。

ここまでセンスのない略語を作り上げた誰かには何かしらの不名誉な賞をあげたいと思います。

これを読んでいるあなたは「いいから早くそれが何か言えよ」と思っていると思います。

RGのネタを楽しめないタイプですね。

そんなに生き急がなくてもと思います。

ちなみに僕はRGのネタめっちゃ嫌いです。

いいから早くつまらんあるある言えよと思うので。

 

「ゆとりですがなにか」というドラマを覚えているでしょうか。

松坂桃李岡田将生柳楽優弥なんかが出てたドラマです。

そのドラマの主題歌、覚えてますでしょうか。

「背景いつかの君へぇ~」ってやつです。

「アンタの正義は一体何だ?」ってやつですね。

あれを歌ってたのが感覚ピエロってバンドなんですけど、今日僕がこの場を借りて申し上げたいのはこの感覚ピエロの略称についてです。

 

単刀直入に申し上げますと、この感覚ピエロ、ファンの間では「感エロ」と略されているそうなんですね。

いや、ありえなくないですか?

小学生の下ネタみたいな歌を歌ってるバンドなのを表そうとしたのでしょうが、あまりにも不自然で道理から外れています。

第一、「ん」の後に母音がくるなんてあり得ないでしょ。

聞き取りづらいし言いづらい。

そして略語そのものに意味を持たせようとするあまり、元の固有名詞の本質を失っています。

 

感覚ピエロはどう考えても「感覚」と「ピエロ」という二つの名詞から成っているのですが、校舎はpという非常に印象的な音が含まれているにも関わらず、そこを持ってこずに「エロ」の部分をわざわざピックアップしているわけですね。

なぜ山口さんが「やっさん」でなく「ぐっさん」になるか考えたらわかることです。

濁音や半濁音は耳に残りやすいからです。

ポッキーにもプリッツにもパピコにも半濁音が入っていますね。

しかし「感エロ」はその半濁音をわざわざ無視してるわけです。

耳のどこにも残らない。

まぁとにかくひたすらにセンスがない。

溢れ出る「うまいこと言ったでしょ」感も含めて酷い有様ですね。

 

僕は感覚ピエロ好きですが、この略称だけは認められません。

そう言うと、「いやいやお前に認められなくても世間でそう認知されているから」と言う馬鹿が出てくるんですが、僕は世間に話をしてるんじゃなくてそのふざけた略称とそれにセンスを感じて通ぶっているお前に言っている。

とにかく、略語というのは言語の進化に不可欠な要素であって、非常に簡単かつ大雑把なようで実は単語の本質を突いた美しいものなわけです。

それをセンスがないくせに分かったふりしてしゃしゃり出てくるからそうなる。

こんなふざけた略語を考え出して流通させたポンコツは今日から2年間くらいは猛省して国語を学びなおして欲しいですね。

 

長いこと書いたら疲れました。

最近は世間に対して何も感じずに生きているので心が平和です。

感エロは有り得ませんけどね。

 

ではまた。

自己紹介について

新生活が始まりますね。
このブログに特別愛着はないので普通にそろそろ閉鎖しようかと思ってたら意外とマニアウケするらしく、身近なところで物好きが読んでくれているらしいのでもうしばらく続けることにします。

ツイッターのアカウントは消すので更新通知は出しませんが、半年に一回くらい覗きに来てください。

完全に僕の独り言なんで、おおよそ他人に読ませるような内容にはなりませんが。

とはいえ僕もここ最近は本当に真新しいものに出会うでもなく、ここで吐き出すほど社会に不満があるわけでもなく、ネタツイや不満を吐き出しまくってた頃に比べればつまらない人間として生きていたわけなんですが、せっかくなので季節のものを書こうと思います。
魚も野菜も旬が大切なので。

皆さんは自己紹介が好きでしょうか。
あるいは、得意でしょうか。
新生活と同時に開幕する自己紹介のオンパレード。
新人は先輩に、先輩は新人に、自己紹介という機会は四月の風物詩としてやってきます。
多くの人々同様、僕はこの自己紹介が本当に嫌いで、理由はたった数秒間に出身や名前、趣味、その他諸々まくし立てたところでその人のことなんか何も分かりやしないからです。
だから僕は人生において自己紹介に一切の重きを置いてなかったのですが、かつて友人にこの価値観をひっくり返されたので紹介します。

友人は自己紹介に命をかけており、そこで興味を引いて空気をモノにするんだそうです。
具体的には、名前と出身(三重)を告げたのち、残りの時間を全て三重の紹介に捧げるのだそうです。
もっと絞ると、松阪牛の紹介に全てを賭けるのだそうです。

なるほど確かにこの自己紹介で差別化を図ることが出来れば、その他大勢でなく「自己紹介のときのあの人」になれるわけです。
欅坂46もドルオタ達にone of themに成り下がるなと歌ってますが、つまりこれはアイドルとの握手会然り、新学期の自己紹介然り、新社会人の挨拶然り、ファーストインプレッションをキメろというサゲスチョン。
なるほど50人弱の人数を誇るアイドルグループの言葉とはおおよそ思えませんが、理解はできます。
欅坂46ファンの人は僕を叩かないように。
大きな駅の改札で躊躇いなくむせび泣くので。

これを踏まえて僕も自己紹介で「あの時のあの人」となり興味を持ってもらえるように新歓にてエピソードトークを披露したわけです。
別に取り立てて出身地のことで喋ることはないので、とりあえず今月分のクレジットカードの支払いがしんどい話をしたのですが、普通にドン引きされました。

は?

僕の第一印象「怖い」しかなかったんだが??

実家でミニチュアダックスフントを飼っていて読書が趣味でクレジットカードの支払いがしんどい男は可愛いと相場が決まってるはずなんだが???

やれやれ。

確かに、美容師・バーテンダー・バンドマンは付き合ってはいけない3Bとして知られているにも関わらず何故か好き好んで抱かれる馬鹿女がいるのですから、そりゃ実家でミニチュアダックスフントを飼っていて読書が趣味でクレジットカードの支払いがしんどい僕が可愛くなくても仕方ないのかもしれません。

どうでもいいですが、僕は美容専門学校生の人生楽しんだもん勝ち卍野郎とカクテルと精液を振り回すクソバーテンダーはバッタより嫌いです。

ちなみにバッタは昔川沿いを自転車を漕いでいるときに突然草むらから飛んできて僕の鼻に止まったのが原因でトラウマ級に嫌いです。

バンドマンは社会不適合者の集いで天下一品と切っても切り離せない関係にあるのでセーフです。

でもベース弾きはやめとけ。

ベース弾きに惚れたが最後、キュウリと性器の見分けがつかなくなるぞ。

 

というわけで、いつになく程度が低くて中身のない記事になりました。

後半は自己紹介のこと何にも書いてませんが、僕は満足したので別にいいです。

とりあえず来年度の自己紹介に向けて熱帯魚でも飼おうと思います。

ネオンテトラとレインボーシャーク。

支払いはクレジットカード一括で。

ダイドーの自販機について

 

お久しぶりです。

最近は社会に対して特に何の感想も抱かずに生きていたので何も書かずにいましたが、ちょっと許せないことがあったので書かせていただきます。

 

皆さんはダイドーの自販機を利用したことがありますでしょうか。

きっと誰でも人生で一度は利用したことがあると思います。

おそらくこの世でダイドーの自販機を利用したことがないのは叶姉妹デヴィ夫人くらいのもんでしょう。

缶コーヒーにジュース、お茶。

何でも揃う奇跡の機械です。

ちなみに自動販売機の生産台数は三重県がナンバーワンなのでこの点において三重県は奇跡の創造主と言えるでしょう。

ゴッドオブ清涼飲料水。

 

さて、そんなダイドーの自販機なのですが、目玉商品にあげられるのが皆さんもよくご存知のクリスタルレモンスカッシュです。

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これ抜きに少年時代を語ることのできる男子はいないと思います。

最近はミスティオという名でグレープ味を加えて販売してますね。

基本的に同時に売られてるさらっとしぼったオレンジもよく飲んでる人を見かけましたが、少ないお小遣いの中、120円でこの量のジュースを飲めるのはかなりデカい。

重宝される飲み物だと思います。

 

さて、僕は普段炭酸飲料を飲まないのですが、ふとした時に妙に炭酸が欲しくなることがあります。

そんな時に自宅の近所の自販機にこれをよく買いに行くんですね。

当たらない4桁のスロットみたいなものにちょっと期待しながら水滴の付いた長い缶を取り出してフタを開け、一口飲むまでの一連の流れが最高ですよね。

今日もそれを求めて寒空の下、家を出ました。

いつもの自販機に到着し、ポケットから100円玉と50円玉を一枚ずつ取り出すと、残念ながらレモン炭酸が売ってなかったのでグレープの方の炭酸のボタンを押して取り出しました。

すると、

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いやいや、ちょっと待て。

 

冗談だろ。

 

ペットボトル?

 

これは酷い。

許せない。

温厚な僕でもこの時ばかりは怒りに任せてキャップを開けました。

なんでペットボトルなんだ。

信じられない。

ダイドーといえば長い缶であり得ない量の炭酸飲料を途中で保存することを許さず、一気に飲みきることを条件に低価格で子どもたちの夢の飲み物を提供してきたはず。

それなのに、ペットボトル??

言語道断である。

そもそも一連の流れに書いた缶のフタを開ける快感がここには存在しないし、缶のデザインに合わせて存在する若干の凹凸や缶の周りの水滴もない。

まして、これでは途中保存できてしまう。

胃がたぷんたぷんになって運動どころか歩くことすら苦しくなるあの感覚がもう味わえない。

ダイドードリンコ唯一の短所にして長所を自ら放り投げてしまうとは、まるで訳のわからん限定味ばかりを出し続けるガリガリ君が急にメロンソーダ味!みたいな超王道の美味い確定限定商品で勝負してくるようなものである。

 

あまりの同様に語尾が乱れました。

謹んでお詫び申し上げます。

申し訳ない。

しかしですね、あの不便な風情を失ったミスティオグレープ味はもはやファンタやチェリオとなんら変わらない商品になってしまったような気がする訳です。

「便利になればいいじゃないか!」とか言うボケナスは何でもかんでも機械化すればいいと思ってるような脳筋で英語帝国主義に真っ先にのまれて母国の言語を失うアイデンティティ喪失野郎なので死んでどうぞ。

 

大げさに聞こえるかもしれないですが、この事態を半沢直樹に伝えればすぐさま倍返し案件です。

いいですか、ダイドードリンコの関係者の方々、あるいはそこに就職予定の新社会人ども、あのペットボトル化を僕は決して許さない。

どれだけ批判されようとも缶に戻して消費者の胃を苦しめて下さい。

少し熱くなりすぎたので、僕はお風呂に入って冷静になってきます。

飲みかけのグレープ炭酸のペットボトルにフタをして冷蔵庫に入れるのを忘れずに。

あー、便利便利。

 

チョコレートについて

人間は疲れると糖分を求めます。
普段はあまりお菓子を食べない僕も、最近は疲れ気味なので甘いものを欲する機会が増えました。
ケーキやシュークリーム、エクレア、美味しいですよね。
カロンは別です。
カロンは別に美味くないので。
カロンが好きな女子を叩くつもりはありませんが、理解はできません。

さて、今日はマカロンについて話をするわけではないので、マカロンはもうここでサヨナラします。
今日書きたいのはチョコレートについてです。
アルコールを入れないぶん僕はカフェインを多く摂取するのですが、その付け合わせにチョコレートを買うというのは珍しい話ではありません。
僕がハリーポッターの中で一番好きなキャラクターである、リーマス・ジョン・ルーピン先生も、劇中でハリーによくチョコレートを手渡しています。
「食べなさい。元気が出る。」
個人的にNo.1名ゼリフです。

ディメンターこそいませんが、ディメンターなんてなくとも人は十分疲れられるので、僕もチョコレートを食べます。
ここで、以前書いた「ペットボトルのお茶について」と同様の議論が巻き起こります。
何を書いたかは忘れましたが。

市販のチョコレートって色んなメーカーから色んなものが出てますよね。
定番のダースやガーナ、ルックなどに加えて、最近ではメルティキッスやTHEなんかのちょっと高いチョコレートもよく見かけるようになりました。
特にこだわりがない僕は甘すぎないブラックのチョコレートなら何でも食べてたのですが、最近になってこれこそが最高だと思う商品に出会いました。
チョコレートに疎い皆さんは知らないと思いますので、チョコレートマイスターの僕が紹介してあげたいと思います。

ガルボです。
知ってますか?ガルボ
めーちゃめちゃ美味しいので。
ガルボのね、ほろにがブラック。
ほーんとに美味しいので。

ウィリー・ウォンカもビックリです。


キットカットの大人のブラックみたいなやつも美味しいんですよ。
アルフォートもポイント高いですね。
でもガルボ
チョコレート特有の食べるまでに若干溶けて手に付くヤツもありませんし、味もくどくありません。
後味もスッキリで嫌な甘さが残りませんし、食感も楽しいです。
お値段はファミマ価格で税込み132円。
安い。
ここでシャルロッテなんかを出してきたら「そりゃ高いんだから美味しいさ」と思うでしょうが、この価格は魅力です。
Amazonで箱買いしようと思うくらいハマってるんですが、それは辞めました。
食べたい時に買って食べるので。

と言うわけで、皆さんの考えるNo.1チョコレートはわざわざ聞きませんが、満場一致でガルボということで決まりました。
明日から世界一美味いチョコでギネス載せます。
決まり。

 

宣伝効果で今日から数日間はガルボ入手困難になると思いますので、早めに購入されることを勧めます。

 ところで僕は美味しいバウムクーヘンが食べたい。

チョコバウムって知ってます?

あれ無限に食べられないですか?

チョコバウムは最高。

 

ではまた。